独身アラフォー女性の新築マンション購入記録とライフブログです。
今回は「ライフ」ブログです。
子どもに経済観念と自立心を身につけさせ、職業選択でも将来子ども自身が困らないような道を選択してもらうには、どうしたら良いのでしょうか?
私自身は独身ですが、自分の子ども時代からこれまでを振り返り、効果的ではないかと、常々思っていることをお話しします。
子どもに経済観念を身に付けさせるには?
経験談から言うと、小さい頃からお金の苦労をさせるのが一番近道ではないかと思います。
とはいえ、お金に苦労させすぎて道を踏み外しても大変なので、「お金のやり繰り」をさせる、ということにします。
①お金に関する基本的な教育をする
②①のあとは、子ども自身の買い物や貯金などは、適切なお小遣いをあげて子どもに任せる
③親自身が無駄遣いをしない、やたら買ってあげない
というのが効果的ではないかなぁ、と思います。
たまに、高校生になっても、成人しても、親に服を買ってもらったり、周りの親も成人した子どもにねだられたら買ってあげたり、というのを見聞きすると、びっくりしてしまいます。
自分のストーリーをお話しすると、大学入学と同時に自活を初めて今年2020年で約22年になります。
手に職をつけ、若い頃からしっかりした経済観念を持てたのは、ひとえに、お金持ちではなかったから、だと思います。
父はとてもよく働いていて、年収は高い方でしたし、母も私が中学生くらいから働きだしたので、貧乏というわけではなかったのですが、2歳違いの4人きょうだいで、生活費や学費がかかる上に、塾や習い事にも行かせてくれていたので、全然お金に余裕はありませんでした。
余裕のない様子が傍で見ていてもよくわかったので、なるべく親に負担をかけたくない、という思いが自然と強くなりました。
小中高と通じて、親に服を買ってもらったり、ねだったり、というのは、ほとんどありませんでした。
だからか、ちょっとしたプレゼントや食事などふるまわれると、すごく喜びます。
大学時代は、仕送りなしで奨学金と自分のアルバイト代で生活していました。
それでも大学の学費って高いので、入学金や学費を文句言わず払ってくれた両親には感謝です。
学生時代は、大体月に12万円くらいで生活していたんじゃないかと思います。
その頃がおしゃれ心的にも、人付き合い的にも一番お金のかかるお年頃なので、家計管理はとても苦労していました。
奨学金以外は借金もせず、水商売に手も染めず、バイトもクラブ活動も恋愛もしつつ、留年せず、ほどよい成績で卒業し、よく頑張ったな、と当時の私を褒めてあげたいです。
お金に余裕があったら、留学してみたかったなぁ、というのが唯一の心残りです。
そういった環境で育つ中での経済的な苦労が、私に「手に職をつけたい」という、強い願望を植え付けました。
就職活動時の職業選択をする上での動機にもなりました。
社会人生活では、まず、学生時代よりは圧倒的にお金があるので、社会人になってから、赤字になった月はありません。
社会人として、交際費や服飾費や勉強費にかけるお金は増えましたが、その他は大きくは変わっていません。
学生時代の苦労から、「二度とお金に困らないようになりたい」と強く思っていました。その時の思いが、社会人になってからの毎月貯金をする、という具体的な行動にもつながりました。
なので、若い時は金銭的に苦労した方が、後々しっかりした経済観念が身に着くのではないかと思います。
そして、お金がないなら自分で働きたいと、小学生くらいから思っていたので、自立心も育ちました。
他のきょうだい3人も何等かの手に職を付けて自活しています。
振り返ると無駄遣いだったなぁ、という失敗も多々ありましたが、大きく道を踏み外さずに、マンション購入まで来れました。
経済的に甘やかさなかったり、やり繰りを子ども自身に任せたりしていれば、大人になって引きこもりや親にパラサイトというのは、あまり起こらないんじゃないかな、と思います。
ブログランキングに参加しています。よろしければポチっとお願いします!–>>
にほんブログ村