今朝のニュースをぼーっと見ていたら、鉄筋コンクリートの住人としては、気になるニュースが報道されていました。
そのニュースとは、昨日、2020年10月1日14時頃、新潟県で、解体中の5階建て鉄筋コンクリートビルが倒壊する、という事故が起きたと、というものです。
作業員が作業準備中に起こったので、幸いにも、作業員11人は無事、ケガ人はゼロだったとのことです。
yahooニュースの記事によると、内側に倒すはずが、外側に倒れてしまったようです。
建物前の道路は150mに渡り、安全が確保されるまで通行止めになったそうです。
この事故のニュースをテレビで知った時、一体このビルは築何年だったのだろう、と思いました。
ネットで検索してみても、詳しい情報は出てきません。
解体作業に問題があったのか、コンクリートの質が悪すぎたのか、鉄筋コンクリートに住んでいる身としては気になるところです。
今後の追加情報を待つしかないですね。
そして、次に疑問に思ったこと、
鉄筋コンクリートの解体作業とはどのように行われるんだろうか?ということです。
こちらは調べてみると、いくらでも情報が出てきました。
当たり前ですが、建物内にはガス設備や水道や電気設備があるわけで、しっかりした技術や資格を持った人達が、きちんと計画を立てて綿密に実施されているんだな、ということがわかりました。
*ど素人が、ものすごーくざっくり理解できた範囲の解体手順
間違ってたらすみません。。参考程度に!
解体実施に関する計画書の作成と各種公的機関への届け出や立会の申請
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近隣へお知らせ
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解体実施にあたっての、有資格者の確認や設備の点検、事前打ち合わせなど
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作業場所や通行経路の確保、立ち入り禁止の措置
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転倒防止の措置や足場組み立て、防音や粉塵などの防止措置
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建物の中に残っている物や有害物の撤去
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内装材の解体撤去
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人がいない事を十分に確認した上で、屋上階から粉砕取り壊し
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解体撤去した廃棄物を搬出
こうして調べてみると、鉄筋コンクリート建物の解体というのは、繊細な仕事というのがわかりました。
原因は今のところ不明ですが、僅かな誤差や、気候の影響だったり、ちょっとしたことが大きく影響してしまって、今回の倒壊は起こったのかもしれないですね。
今後の追加取材が気になります。
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