独身アラフォー女性の新築マンション購入記録とマンション購入後のライフブログです。
2003年7月から改正された建築基準法では、新築の住居には、原則24時間換気機能を設置することが義務付けられています。
よって、最近の新築マンションには24時間換気システムが標準装備されていると思います。
私がマンション購入以前に住んでいたマンションは、分譲賃貸マンションの1Kで、かなり高気密でしたが、築年月の問題か、24時間換気システムは付いていませんでした。
なので、きちんとした24時間換気システムがついているマンションに住むのは、今回購入したマンションが初めてでした。
24時間換気システムの仕組みと、住んでみた感想、電気代などについてお話しします。
24時間換気システムが必要なわけ
2003年7月に改正された建築基準法では、建設される建築物には、原則として機械換気設備の設置が義務付けられ、1時間あたり全部屋の半分の空気が入れ替わるよう、定められています。
1時間ごとに全部屋の半分の空気が入れ替わる必要があるため、24時間換気システムが必要というわけなのですね。
なぜこんな決まりが義務化されたかというと、最近の建築物は気密性が高いため、換気されないと、シックハウス症候群などにかかってしまうリスクがあるからだそうです。
建築資材だけでなく、高気密高断熱のため、24時間換気していないと、結露も発生しやすかったり、埃や埃からくるダニ問題なども発生しやすくなります。
なので、24時間換気システムは、出来ればずっと付けっぱなしにしておく必要があります。
24時間換気システムの種類
24時間換気システムには第一種換気方式~第三種換気方式の3種類あり、住宅に適用されているのは、ほとんどが第三種換気方式だそうです。
第三種換気方式は、リビングや居室の吸気口から外気を自然に取り入れて、部屋全体の空気を綺麗にして、洗面所やトイレやお風呂の排気口から機械で外に排出する、という半分自然、半分機械を使う方式だそうです。
この方式だと、全部機械式でないので、電気代が安くすむといったメリットがあります。
デメリットとしては、外気が取り込まれるため、冬場に寒い、といったことがあります。
ただし、その対策として、うちのマンションもそうですが、24時間換気システムのパネルスイッチで、冬場と標準、と2種類のモードに切り替えることができます。
自宅も、秋口に、通気が良すぎて寒いなー、と思うことがあったのですが、24時間換気システムのモードを「標準」から「冬」に変えたら、寒さが和らぎました。
24時間換気システムを使ってみて
24時間換気システムのあるマンションに約2年半暮らしてみて、今のところ、ほぼメリットしかありません。
・通気が良い
・結露がない
・お風呂場がカビない
冬場の寒さ対策は、24時間換気システムの運用モードを、冬モードに変えれば解決しました。
一つデメリットを挙げるとすれば、台所の換気扇を「強」で動かすと、さすがに寒いです。
24時間換気システムの電気代
24時間換気システムは、文字通り24時間付けっぱなしにしておくものですが、気になるのが電気代。
マンション購入検討時に、営業担当に確認したら、月100円くらいだそうです。
安くて一安心です。
まとめ
マンション購入して、鍵引き渡しが行われたら、なるべく早くマンションを一旦訪れ、24時間換気システムをオンにしておいた方がよいです。
私は入居してからしばらくは、シックハウス症候群か?と思うような症状に悩まされました。
詳しくは、マンション購入記39. シックハウス?!咳が止まらない を読んでみてください。
2,3か月で治ったのですが、換気は大事だな、と身を持って体験しました。
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